もうお気づきのかたもいらっしゃると思います。
何にでもトマソン付ければよいと思ってるな?
当たりです。
5ヶ月お休みした後は、すべてトマソンでまとめようと開き直っております(爆
では、その1.おうちトルンカ
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深夜のことです。
水を飲みに一階に降りて、居間で電気を点けるとなんとそこには客人が!
思わず話しかけそうになりました。

娘が掛けた脱いだ制服が、チェコのイジー・トルンカのパペットになっていました。
哀愁のある顔。
その何ともいえぬ表情と姿にしばし見入ってしまいました。
彼は恐らく詩人です。

ひとり暗がりの中で、詩作に耽っていたのです、、、。
とは言え、、、。
いつまでも邪魔はできません。

明かりを消すと、何か聴こえてきました。
いえ、ずっと何をか語っていたのかも知れません。
わたしにはなんと言ったのかは、分りませんでした。

詩作は、娘たちの夢の中で続けられました。
そして、たったひとつの長い詩が読みあげられてゆきます。

あくる朝、娘たちが制服を着るとき、その詩は朝日の中に白んで逝き
完全に溶け込んで
消えてなくなりました。